患者さんって良い人もいれば、ちょっと関わるのが難しい人もいるよね。
私が働いてた病棟(慢性期病棟)は患者さんとの人間関係大変だったよ〜。
でも最初は無視されてたんだけど、地道に耐えて、退職する時にはプレゼントをもらうまでの仲になった患者さんがいるんだよ!その時は嬉しかったな〜♪
無視とか心折れそうだね…。
ねえ、どうやって嫌な患者さんと上手くやっていったの?
最初はすごくショックだったけど、時間とともに少しずつ信頼関係が築けてきたのよ。
最初は距離を置きつつ、時間をかけてじっくり接していったの。無理に好かれようとせず、患者さんのペースに合わせて対応したんだよ。
なるほど!やっぱり焦らないことが大事なんだね。
「患者さんとの関係で悩んでいませんか?」
看護師の仕事は、ただ医療を提供するだけではありません。患者さんとのコミュニケーションや人間関係も、私たち看護師の日常業務に大きく影響します。
新しい患者さんが入ってきたり、長期間入院している方と接する中で、距離感や関係性に悩むことも少なくないでしょう。
私自身も、初めて会った患者さんから無視されたり、嫌味を言われたりといった経験が何度もありました。
そういった瞬間は、プロとして冷静でいなければと思いつつも、心の中で「どうして?」と悩んでしまいます。
この記事では、そんな日常的な悩みの一つである「患者さんとの人間関係」に焦点を当て、私が体験したエピソードをもとに、解決のヒントや心構えをお伝えしていきます。
同じような悩みを抱える看護師の皆さんに、少しでも勇気と希望をお届けできれば嬉しいです。
コツその1. 最初から頑張って患者さんに好かれようとしない
最初の方って、患者さんと仲良くなろうとして無理して自分から世間話をしたりしませんか?
急性期の病棟ではそれが普通かもしれませんが、慢性期病棟の患者さんは、長く入院生活を送っており、看護師などのスタッフとの生活も長期間に渡ります。
それゆえに、前からいたスタッフさんとの関係性がすでに出来上がっていることで、新しいスタッフを受け入れるのに時間がかかってしまうことも。
新しいスタッフが積極的に関わろうとすると、患者さんによってはうっとうしく思われたりすることもあるかと思います。
そういう場合は、最初は近づきすぎないことを意識して、でも挨拶はきちんとして、必要な会話ぐらいしかしない感じがいいのかなと思います。
コツその2. 無視をされても毅然とした対応で
自分のことを無視する患者さんに会ったことありますか?
無視をする理由は様々あるのかもしれませんが、無視されるといい気持ちがしないし、仕事をしていく上でとても迷惑ですよね。
無視するために必要な医療的ケアが行えない場合は強制退院にもなり得ます。
無視をされても毅然とした対応を心がけ、師長さんなど上司に報告するのがいいでしょう。
コツその3. 信頼関係の構築に時間がかかることを理解しておく
私は何か嫌なことがあっても、時間がかかるだけと自分に言い聞かせれば割と乗り越えられました。結局時間が解決してくれたような気がします。
その患者さんは私だけに無視をしていたわけではなくて、新しいスタッフなら誰でも無視をしていました。
しかし、患者さんも病院で生活していく上で、看護師やスタッフとの関わりがないと生活できません。どこかしらで折れて話をしないとやっていけない時が来るとは思うのでそれまで根気強く待つことも必要かなと思います。
コツその4. 患者さんのことを理解しようとする姿勢を見せる
嫌な患者さんがいると、関わりたくないからと避けてしまいがちですよね。ナースコールがなってもあんまり取りたくないな、誰かとってくれないかなと思ったり。
しかし、「あのスタッフ全く自分のところに来ないな」と思われてしまうと患者さんからの評価って下がってしまいますよね。
自分はあなたにとって最善のケアを行いたいから色々知りたいんですということをわかってもらうために、ナースコールは意識して取るようにしたり、訪室の頻度が減らないようにすることから始めるのがいいかもしれません。
コツその5. 他の患者さんの対応も見られていることを意識する
結構患者さんって、自分を対応している時の看護師の言動だけでなはく、他の患者さんにどう対応しているのかも見ていたりします。
患者さんによって話し方とか声の掛け方とか変わるのはよくあるかもしれませんが、あまりに対応が他の患者さんと違いすぎると不信感を抱いてしまいますよね。
意外と難しいのですが、普段から患者さんによって対応が変わらないように気をつけることも大切かなと私は思いました。
コツその6. 「自分のことを受け入れてくれてきたかなあ」ぐらいで、世間話をするのがちょうど良い
新しいスタッフが入ってくれば自ずと自分は新人ではなくなりますので、患者さんの自分に対する「この人まだ慣れてない人」という認識が減ってきます。
そうすると、患者さんの無視もなくなり、自然に会話が増えるように。
患者さんから自分に話しかけられれば、もう受け入れてもらえたということではないかなと思います。
今までと違って、自分の話を聞いてくれたり、話しかけられるようになればもうある程度信頼関係は築けたのかなと思うので自信を持っていいのではないでしょうか。
患者さんとの関係は一筋縄ではいかないことも多いですが、根気強く対応し、時間をかけて信頼を築くことが大切です。
無視されても、焦らず毅然とした対応を続けることで、最終的には信頼関係が生まれることが多いです。
現在悩んでいる看護師の皆さんも、ぜひ諦めずに取り組んでみてください。
それでは!